フィラリア症の予防

フィラリアとは

フィラリアという寄生虫が、犬の心臓や肺の血管に寄生することによって、「犬フィラリア症」になります。成虫の体長は長いものでは20cm以上になり、”そうめん”状の細長い形をしています。
フィラリアは蚊の吸血によって犬から犬へと伝染され、犬の体内で成長して心臓や肺の血管に移動するため、放っておくと死に至る事もあります。

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フィラリアの感染経路

  1. フィラリアに感染した犬を蚊が吸血することで、蚊の体内にフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が入る

  2. フィラリアの幼虫をもった蚊が、また別の犬を吸血

  3. 刺された犬の体内にフィラリアの幼虫が入り込み、フィラリアに感染

  4. 1.に戻り、繰り返して、感染が広がっていきます。

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とくに気をつけてあげたい季節は?

蚊が出るシーズンはとくに注意が必要です。地域によって要注意の時季は異なります。
北海道では6月から11月ごろ。東京や大阪では4月から11月ごろ。温暖な沖縄では1月から12月までのほぼ通年が気をつけたい時季の目安となりますが、具体的な環境やその年の気候条件により蚊の発生状況は変わります。

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フィラリア症の予防薬

犬の体の中にいる幼虫が心臓に移動する前に駆除するお薬です。

1.血液検査

フィラリアは蚊が媒介するため夏を越す度に感染率が高くなります。

血液を調べれば感染しているかどうか分かります。

又、予防薬を投与する前には原則的に感染の有無のチェックが必要です。

当院では、この時の血液検査で同時に簡単な健康診断も実施しておりますので是非ご利用下さい。

2.毎月1回の投薬か1年に1回の注射による予防の方法があります。

愛犬をフィラリアから守るのは、毎月1回(初夏~秋にかけて)自宅で予防薬を飲ませることで可能です。

注射薬は毎年2~3月に予約制で実施しています。

この予防薬は犬の体内に侵入してしまったフィラリアの幼虫を心臓にたどり着く前に駆虫する薬です。

※注射薬の場合アナフィラキシー反応を起こす場合がありますので午前中に御来院下さい。

3.投薬の注意

予防薬の投薬は、蚊からの感染がはじまって1ヵ月後から、感染が終わって1ヵ月後まで。

その間は必ず、1ヵ月間隔で、毎月1回の投薬を行うことが大切です。

北海道では6月から11月までが投薬期間となります。また1つの薬で同時にマダニ、ノミへの対策もできる便利なお薬もあり、こちらを使われる飼い主様も増えています。

特に昨今マダニが媒介する人への感染症も注目されておりますので是非とも対策しましょう。

マダニ対策は5月からスタートすべきですので詳細はおたずねください。

■効果と副反応

犬フィラリア予防注射は、蚊の吸皿により体内に侵人したフィラリア仔虫(ミクロフィラリア)を心臓にたどり着くまでに殺虫する効果があります。副反応としてもワクチンと同じようなことが生じることがあります。

​ワクチンの副反応はコチラからご確認ください。

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